マランでの活動 (Visit a Small Park And a Junior High School)

Yusuke Koizumi – Japan

これからしばらくはマランでの活動に専念することになった。というのも、ここでは来週から大きなイベントがあるのだ。いくつかの小・中学校を対象にして子 供たちを募り、週末に彼らを一つの会場に集め、環境について学びあうというもので、さらに将来的にその子供たち自らが他の子供たちに啓蒙していくように教 育するというイベントなのだ。今日はそれに参加する学校を回る予定である。

朝は7時に起き、Tunas Hijau のメンバーの一人と共にオフィスへ向かった。今日のスケジュールを確認し、事務作業を少し片付けた後で、オフィス近くにある小さな自然公園に行くことにし た。公園といっても、ひょろ長い木々がまばらに植えられているだけの簡素なものだ。しかしそれでもバイクと車が往々と行き交う市内にふとこのような場所が あると、落ち着くのであろう、学生や散歩をしている周辺の人々の憩いの場となっているようだった。また、公園の中には3、4メートル四方ほどの池がぽつん とあり、人がひとり水浴びをしていた。ホームレスの人たちもここを必要としているのだろう。たまたま管理人が公園の手入れをしていたので、広さを尋ねてみ た。一番広いところで直径1キロ半ほどだそうだ。都市の緑化というのは環境改善だけではなく、人々に安らぎの場を与えるという観点からも必要とされているのだろう。

午後は前に述べたイベントの説明をするために、SMPN10という中学校を訪れた。マランの学校はこれまでにいくつか見てきたが、ここはその中でも一番広いのだろう、大きな校舎がいくつか立ち並び、その真ん中に大きな校庭があった。Tunasのメンバーと一緒に来賓室に招かれ、そこで生徒たちが来るのを待った。10人ほど集まったところでイベントの説明をTunasス タッフが行い、その後で生徒たちを二つのグループに分けて学校の環境調査に出かけた。私は片方のグループに付き添った。皆、私にインドネシア語で丁寧に学 校の仕組みについて教えてくれた。実際分からないことも多かったが、この学校はとても環境に対して、特に水の浄化に対しては熱心に取り組んでいるとのこと だった。この学校の近くを、お世辞にもキレイとは言えない川が流れているのだが、そこから水を引きその水を貯水槽にため、砂と石で浄化していた。浄化装置 は至ってシンプルなものであった。そしてその浄化された水は、トイレの水や植物に与える水として利用されるそうだ。なんとも画期的なアイディアである。

今日の活動では自分自身に大きな進歩が見られた。というのも、少しながらも子供たちとインドネシア語で会話できたからだ。インドネシアで環境のことを学んでいくには、やはり言語は必須なのだと感じた一日であった。

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