The Second Day Of Work For The Finalists
Yusuke Koizumi – Japan
インドネシアの小・中・高校では、日本でゆとり教育の一環で消えてしまったが、土曜日も午前中だけ授業があるのだ。午前中だけの授業というものは午後がフ リーになるので、休日とは違った嬉しさがある。それはともかく、土曜日に学校があるということはつまり、我々Tunas Hijauとファイナリスト達にも仕事があるということだ。今日は午前中だけであったが、二つの学校を訪れた。
最初は、今週の水曜日にファイナリスト達がワークショップを行ってもよいか交渉に訪れた、SMP24に向かった。昨日と同じように3台の車に30人 の生徒たちとスタッフ数名が詰め込まれた。インドネシアではこれが普通なのだ。このような事を報告してよいのか疑問に残るところだが、この報告を見ていた だいている日本人の方々に、インドネシアの実情を伝えることが私の役目だと思っているので、あえて書こうと思う。暴露している訳では決してない。この学校 では、着いた時にはちょうど休み時間であったので、SMP24の 生徒たちと一緒に学校を見て回った。やはりキレイとは言えない。休み時間が終わって、生徒たちと共に私たちは一つの大きな教室に入った。今回は教室を分担 するのではなく一つの教室でワークショップを行ったのだが、教室が大きすぎたのかマイクもなしに事を進めるのはとても困難のように見えた。それでも何とか 生徒たちの注目を集めようと必死に声を張っていた。Tunasの紹介や学校の環境について話し合った後、外に出てゴミを集めた。その量たるや、想像以上にひどかった。ゴミ回収を終えた後はいつも通り集合写真を撮って、その学校での活動は終わった。
その後はSDN Pandan Wangi 1 Kota Malangという小学校を訪れた。ここも、先週の水曜日に活動の了解を得るために前もって訪ねていたのだ。SMP24と比べて、この学校は非常にきれいであった。ここでは昨日と同様に、三つのグループに分けて各クラスでワークショップを行った。やはり適度な人数と広さであると、とてもスムーズに問題なく進められているようだった。30分程のワークショップを終え、帰路についた。
帰ってからは昼食をはさみ、ファイナリストの子供たちと今日の活動の報告会と評価を行った。みな、積極的に今日の良かったところや悪かったところ、改善点を議論しあった。やはりSMP24に関しては、教室が広すぎたと考えていたのは、私だけではなかったようだ。
今日は午前中に二つの仕事をこなすというハードスケジュールであったが、ファイナリスト達は元気いっぱいにやり終えた。ファイナリストの一人が昨日、離脱してしまったのだが残りの29人が今後もしっかりと学校を訪れて、ワークショップを行ってくれるのだろう。