Visiting SMP 24 Malang, A School Which Was Built On Landfill
Yusuke Koizumi – Japan
マランに戻ってきてから二週間、いつもはAIESEC(世 界各国の大学から学生が相互にインターンシップできるように支援している世界規模の学生団体)がいろいろと面倒を見てくれピックアップまでしてくれていた のだが、忙しくなってきたのだろうか、今日も一人アンコタに揺られオフィスへと向かった。アンコタに乗ると現地民の生活形態が目に見えて面白い。高校生で さえバイクに乗って通学しているバイク天国のインドネシアで、果たして誰がアンコタを利用しているのだろう。2,500rpという値段で果たしてドライバーは生活していけるのかなど、バイクの後ろに乗っているだけでは見えない世界が開けてくる。
今日は午前中にSMP24と いう高校を訪れた。そこはとにかくゴミが多く、土は乾ききっていた。というのも、なんとこの高校はゴミの最終埋め立て地がその役目を終えた後に土をかぶせ て建てられたものなのだ。校舎のすぐ横にもその面影を残すゴミの山があり、異臭とまではいかないものの、決して自然の臭いとは言えない空気が漂っていた。 排水溝もゴミで埋もれ、そこに直接排水が流し込まれていた。さらに付け加えると、この学校の両サイドにはムスリムのための墓地がある。とにかくここは、学 生にとって勉強する場としての環境は最悪であった。スラバヤでも同じような学校を訪れたのだが、そこは汚い海に面しており、ゴミも校内に多く見られた。し かし、今回の学校ほどではなかったように思う
都市であれば新しくキレイで、田舎に行けば古い校舎であるといった違いは日本にもあるが、同じ都市でここまで学校の環境が異なることはないだろう。